不調改善

肩こりの原因は筋肉性と神経性?整体師の資格を持つエステティシャンが解消法も伝授

こんにちは。Chieです。

「もうずっと肩こりに悩まされてる。。整骨院に行っても数週間でまた肩が凝る。。何が悪いんだろう?どうしたらいいの〜!」

こんな悩みがある方、多いと思います。

厚生労働省の「平成28年 国民生活基礎調査」によると、女性が悩んでいる自覚症状第一位は肩こりです。

肩こりの原因は様々ですが、よくある原因は大きく分けて2種類あります。

この記事では、肩こりの2パターンの原因と、その解消法をお教えします。

目次

①肩こりは大きく分けて「筋肉性」と「神経性」の2種類
(1)筋肉性の肩こりとは?
(2)神経性の肩こりとは?

②原因別の肩こり解消法・予防法
(1)筋肉性肩こりの解消法
(2)神経性肩こりの解消法

③まとめ

①肩こりは大きく分けて「筋肉性」と「神経性」の2種類

(1)筋肉性の肩こりとは?

筋肉性の肩こりとは、長時間のデスクワークなどによって筋肉が硬直するものです。

デスクワークの他にも、

  • スマホの操作
  • ゲーム
  • 車の運転

といった、前傾姿勢になりやすい行動が大きな原因になります。

長時間デスクワークをしていると、身体で以下のような現象が起こります。

・顎が上がる

・後頭部が下がる

・首が圧迫される

・肩があがり、背中が丸まる

・巻き肩になる

・肩甲骨周辺の筋肉や血管が常に緊張状態にさらされる

こういった流れで、慢性的な肩こりへと繋がってしまうのです。

(2)神経性の肩こりとは?

神経性の肩こりとは、ストレスによって自律神経が乱れ引き起こされるものです。

筋肉性の肩こりとは違い、身体の深部にコリが出ることがあります。

表面は凝ってないけど肩やクビが辛い方や、整体やマッサージに行って、辛い側とは反対側が凝っていると指摘される方は、ストレスによる肩こりかもしれません。

ストレスがあると、身体の中では、

・ストレス過多

・交感神経と副交感神経のバランスが崩れる

・内臓に不調が生じる

・それぞれの臓器に対して、体の表面の特定部位に痛みがでる(主に腰や背中)

・肩こり、腰痛に

という流れの症状が起こります。

「神経のバランスが崩れると何で内臓に不調が生じるの?」

解剖学の話になるのですが、交感神経と副交感神経は全身に分布されています。

特に内臓器官は交感神経と副交感神経の二重支配をうけているので、
ストレス過多になると内臓不調が良く見られます。

「内臓に不調が生じると何で肩こりになるの?」

東洋医学では経絡という概念があり、経絡線上に経穴と呼ばれるツボがあります。
経絡は内臓(五臓六腑)と関連していて、内臓に不調があると、経穴(ツボ)が硬くなることがあります。

「足ツボマッサージ」って、お店で受けたり、自分でやってみたりしたことはありませんか?
足のいろんなツボが各臓器に関係していて、「胃が悪いですね〜」とか言われながらグリグリされたという方もいるかと思います。

足ツボと同じように、肩でも同じ現象が起こり肩こりに繋がるんです。

ここまで、筋肉性と神経性の2つの肩こりについてお話してきました。

それでは、肩こりにお悩みのあなたに、毎日簡単にできるストレッチ方法をお教えします。

毎日5分実施していただくと、日に日に楽になってきますよ♪

肩こり解消!5分間ストレッチ

(1)手首を大きく動かしましょう。(30秒)

【やり方】
手首を回す際、回す手首とは反対側に首を倒しましょう。
そうすることで、より筋肉が伸び緊張がほぐれやすくなります。

(2)足首を動かしましょう。(30秒)

【やり方】
横になって足を真っ直ぐにした状態でまわしましょう。
時計周りに大きくゆっくりまわし、また反時計回りにも大きくゆっくりまわします。

【豆知識】
実は首と名のつく場所はお互いに関係しあっていると考えられています。
首が辛い時に手首や足首を動かすことで首や肩こりが楽になったり、また足首と手首など末端を動かすことで冷え性などの改善にも繋がります。
そうすることで筋肉がより伸びます。

(3)骨盤のストレッチ(1分30秒)

【やり方】
踵と踵を合わせて禅を組みましょう。
無理のない姿勢で呼吸に合わせて行ってください。
次に、片側の足を外に開きます。
手の指先を踵に向け、反対側の脇腹を伸ばします。

手の指先をつま先に向け身体を倒し、反対側の脇腹を伸ばします。

30秒ずつ、左右両方行ってください。
次に足を開脚します。
呼吸を深めながら身体を前に倒していきます。
これも30秒、ゆっくりと行いましょう。

【豆知識】
肩がガチガチに凝り固まっていると、その下にある肋骨も固まって動きが硬くなっていることがあります。
そんな時、骨盤周りをストレッチして可動域を広げることで肩や肋骨が緩んできます。

(4)肩甲骨を大きく回しましょう。(1分)

【やり方】
両手をそれぞれ肩に置き、大きく肩甲骨を動かしましょう。右回し左回し、それぞれ30秒ずつ、大きくゆっくり回しましょう。

⑤頭をほぐしましょう。(1分30秒)

【やり方】
楽な姿勢をとりながら、ゆっくりと指先で頭皮をマッサージしましょう。
硬くなっている箇所や、気持ちが良い箇所を重点的に、2分程度行いましょう。

【豆知識】
ストレスが1番出やすい箇所。それは頭です。
頭が緊張すると身体が緊張しやすくなります。

まとめ

いかがでしたか?
肩こりの原因は、筋肉性と神経性の2種類あり、解消ストレッチもお伝えしました。

毎日寝る前に、リラックスしながら行ってみてくださいね♪

しかし、そもそも肩こりにならないことが重要ですので、

デスクワークでも1時間に1回は立って伸びをする、毎日リラックスする時間を作るなどして、肩こり予防にも努めましょう。

皆さんの1日がより素敵な日になりますように。