こんにちは。Chieです。
「腰が痛い。。立ったり歩いたり、日常生活がしんどい。。」
現代人は特に、腰痛持ちの方が多いです。
厚生労働省の「平成28年 国民生活基礎調査」によると、
肩こりに次いで、腰痛は女性が悩んでいるという結果が出ています。
腰痛を和らげるために、腰回りのマッサージやストレッチをする方多いですよね。
でも、腰回りではなかなか解消されないんです。
今回は、そんな現代人が悩まされる腰痛の原因と解消法を解説します。
目次
そもそも腰痛とは?
腰痛は大きく2つに分類
・筋肉や骨格の歪みが原因の腰痛とは?
・脳疲労が原因の腰痛とは?
解消法
まとめ
そもそも腰痛とは?
まず腰痛とはそもそもどういった状態か?簡単にご説明します。
背骨には「体を支える」という大切な役割があります。
座ったり立ったりすることができるのも、背骨が体を支えてくれるからです。
特に背骨の腰椎(腰)は重い上半身を支えるため、負担も大きくかかっているんです。
腰椎に負担がかかると、周りの筋肉や神経も炎症して痛みを伴います。
これを腰痛と言います。
腰痛は大きく2つに分類
腰痛の原因は多岐にわたりますが、筋肉の硬さや骨格の歪みからくる腰痛と、
脳疲労によって起こる腰痛の、大きく2種類に分けることができます。
筋肉や骨格の歪みが原因の腰痛とは?
上半身を支える役割を一手に担う腰は、
日常生活の様々なシーンによって、物理的にダメージを与えられます。
・重い物を持ち上げた拍子に
・前かがみの姿勢から立ち上がった拍子に
・スポーツで負荷がかかりすぎる
・就寝時、寝返りの少ない人は起床した際に
・長時間のデスクワークやスマホ操作
・長時間の運転
・長時間の立ち姿勢
・体が冷えて体が緊張すると
などなど、日常のちょっとした事が原因で腰痛は発症してしまいます。
筋肉を酷使すると、筋肉は硬直し、関節の動きも悪くなってしまいます。
一方で、長時間同じ体勢を続けていても、同様に身体は不調をきたします。
身体を適度に動かしたり、柔軟性をつけてあげることが腰痛予防につながります。
脳疲労による腰痛ってなに?
日常生活の情報量の多さによって脳は常にパンパン状態。
脳が頑張りすぎることで頭が重だるく、疲れを感じたり、深い睡眠が取れなくなったりします。
疲れがたまると身体は自然と後ろに重心をかけやすくなってしまうんです。
すると、身体が後ろに倒れないよう、
無意識のうちにバランスを取ろうとして腰回りに負荷が蓄積されていきます。
その蓄積された負荷がやがて腰痛へと繋がっていきます。
脳が疲れるのはこんな時
・長時間のパソコン作業やスマホ操作
・YouTubeやテレビを長時間見ている
・気になる悩みをずっと抱えている
・日々の育児や家事疲れ
・常に気を張っている状態が続いている
・賑やかな場所や人混みにいる事が多い
・深夜まで起きている事が多い
情報過多社会である昨今、常に脳は緊張しやすくなっています。
脳疲労によって注意力が散漫になったり、思考能力は低下してしまうこともあります。
疲れたなと感じたら、無理をせず休息をしっかりとるように心掛けましょう。
腰痛の解消法
原因が分かったところで、その辛い腰痛を少しでも和らげたいですよね。
慢性になってしまった腰痛は、腰回りのマッサージやストレッチだけでは解消しません。
腰を痛めていると、繋がっている上半身や下半身も歪みがあるからです。
ですので、身体全体のバランスを整えることが必要不可欠です。
頭からつま先まで、筋肉や関節を緩めていきましょう。
まずは体の上半身の動きのバランスを整えていきます。
①耳のマッサージ(1分30秒)
【やり方】
まずは耳の内側全体を刺激するようにツボ押ししましょう。
次に耳の付け根全体をゆっくり刺激してください。
注意点:耳の奥には三半規管があるので、ゆっくりと優しくケアしましょう。
オススメは洗髪する時!毎日のちょっとした習慣にしてみてください。
【豆知識】
実は耳ってとても凝りやすいんです。
目が疲れた時、頭痛がする時、首が辛い時は耳を刺激してみてください。
疲れが緩和されます。
②首のストレッチ(1分30秒)
【やり方】
鎖骨下に手を当てたまま、顎を頭上にぐっと突き出しましょう。
ゆっくり呼吸に合わせて、首の前や側面の筋肉を伸ばしましょう。
【豆知識】
スマホを手放せない現代人が酷使している首の筋肉(胸鎖乳突筋)。
ケアすることでスマホ首や二重顎、猫背の改善にも効果的です。
③手首ストレッチ(2分)
【やり方】
両手首を下からクルクルとゆっくり回し、頭上まで持っていきます。
頭上まできたら両手を組みます。
手のひらを天井に向けて深呼吸を数回します。
最後に《息を吸ってー、吐く》時に手を離し、全身の体の力を抜いてください。
手首を回す際、腕を曲げず真っ直ぐ伸ばすのがポイントです。
④腕のストレッチ(1分ずつで2分)
【やり方】
両手首を床に向けて押しつけるようにして腕を伸ばしていきます。
指先が手前に、手首が外側を向くようにして手のひらを床に押しつけます。
無理はせず痛気持ちいい場所で深呼吸します。
次に手の甲も同様に床に押しつけながら腕を伸ばしていきます。
⑤肩のストレッチ(1分30秒)
【やり方】
腕を伸ばしたまま大きな円を描くように肩を回しましょう。
ポイントは同じ方向ではなく、右側は前から後ろへ、左側は後ろから前へ腕を回すようにしてみましょう。
そうする事でより肩周りや胸部のコリをほぐすことができます。
何回か回したら、左右変えて腕を大きく回しましょう。
上半身をしっかりケアしたら次は下半身のケアをおこなっていきます。
骨盤周りや膝関節、足首や足の甲を柔らかく柔軟にすることは、姿勢の改善になり腰痛の予防にもなります。
丁寧にしっかりとケアしてあげましょう。
⑥足首のストレッチ(1分ずつ2分)
【やり方】
座った状態で片側の脚を胸元に引き寄せます。
足首をぐっと引っ張りながらぐるぐると大きく回して下さい。
反対側も同様に行います。
【豆知識】
足首が硬いことで怪我をするリスクが高まり、
また膝の不調や股関節の不調につながったりもします。
⑦脚のストレッチ(1分ずつ2分)
【やり方】
足の前側と後側をほぐしましょう。
座ったまま足先をピンと伸ばし、上体を倒しましょう。
次に踵を突き出し、指先を上に向けた状態で、上体を倒してください。
上体は息を吐く時に倒すようにするとより良いでしょう。
⑧股関節のストレッチ(左右4回ずつつ2分)
【やり方】
椅子に座った状態で行います。
つま先を外側に向け、肩幅よりやや広く脚を開きます。
右膝を内側に少し倒し、上体を右に捻ってください。
次に左膝を内側に倒し、上体を左に捻ります。
座った状態で身体を左右に捻ることで股関節周辺の筋肉を緩めていきます。
⑨骨盤のストレッチ(1分)
【やり方】
まず仰向けの姿勢になりましょう。
片足を折り曲げ、踵がお尻につくようにします。
無理をせず痛気持ちい場所でキープしてください。
反対側も同様に行っていきます。
前太ももを伸ばすことで骨盤周りの筋肉が刺激されます。
脚痩せにも効果的なストレッチです。
まとめ
いかがでしたか?
腰は、上半身と下半身を繋ぐ、非常に負荷のかかる部位になります。
日頃の姿勢に気をつけ、リラックスする時間を作るとともに、
毎日数分間ストレッチする時間を設けましょう。
継続することで、腰痛に悩まされない生活を送れるようになりますよ♪